医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

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2024/10/24
日本昔ばなし(福井)

ちょっと泣けてくる

昔、福井の味真野(あじまの)というところに、太郎という男の子がいました。

太郎の本当の母親は小さいころに死んでしまい、新しくきた母親に育てられました。

しばらくすると次々に子供が生まれましたが、父親は急な病で死んでしまいました。

新しい母親は、太郎を本当の子供のように育て、後に生まれた弟たちと分け隔てなく接しました。

でも、こんな良い母親には「すぐ怒る」という悪い癖がありました。

今日も思わずカッとした母親は、晩御飯の用意を忘れてしまった太郎を怒鳴って殴りつけ、家から追い出してしまいました。

太郎を追い出した後、母親は激しく後悔しました。

でも20日経っても太郎は見つからず、家にも帰ってきませんでした。

母親は、「もう二度と怒らない」と仏様に祈りながら、太郎の帰りを待ちました。

やがて秋になった頃、突然、太郎が家に帰ってきました。

ずぶぬれで着物もボロボロでしたが、丸々と肥えて元気そうな姿でした。

太郎が帰ってきて喜んだ母親は「これまでどこにいたんだ?」と問いかけましたが、太郎は黙ったままでした。

うんともすんとも言わない太郎に対して、母親は次第に怒りが込み上げてきました。

「もういい!そんなに強情はるなら出ていけ」と、再び家から追い出してしまいました。

ああ悲し。

しかし、母親は仏様に誓ったことを思い出して、急いで太郎を追いかけました。

太郎の足跡を追いかけてたどり着いたその先には、お寺がありました。

お寺の裏庭には甘い水が湧きだす泉があって、母親がこの水を一口飲んでみると元気が湧いてきました。

太郎もこの水のおかげで、元気に育っていたのです。

あーよかった。

この不思議な泉は「子育ての泉」とよばれるようになり、この話を知ったお寺の住職が太郎を引き取り育てることになりました。

やがて、太郎は成人してお寺の住職になりました。

そうして、親のない子供や恵まれない子供を寺に引き取って育てたそうです。

後妻の宿命なんだろうか。実の親子でないと、微妙に心のすれ違いがあるのだろう。

2024/10/23
初夢

新年早々まあまあの夢をみた

 彼女(TMさん)と小生の二人で、何やら部屋の中で探し物をしていた。

 同じ方向に向かって二人で歩いていたら、彼女が私の右手に手をつないできて、「(あなたを)ゲット!」と言った。

 小生の帰り道、ベンチに座っている男性を見かけた。

 マクドナルドハンバーガーを食べていた。

 そこで、小生が財布を開けたら、100円玉が6個こぼれて、男性の足元に転がっていった。

 しかし、実際7個ある。男性に「100円玉1個落としたでしょ?」と声をかけると、「知らない」という。

 100円儲かったと思ったが、男性に1個渡した。

 男性は不思議そうに受け取り、再びハンバーガーを食べ始めていた。

ちなみに、初夢の日付に三説あり。

「大晦日から元日」説

「元日から2日」説

「2日から3日」説

大晦日から元日にかけて、徹夜で新年を迎えることがあるので、「元旦から2日」説ができたという。

また、「2日から3日」説は、書初めや初商いなど、多くの新年行事が2日に行われることからという。

さらに、初夢で見ると縁起が良いものに、「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」がある。

その説の元になった川柳に、「駒込は一富士二鷹三茄子」がある。

駒込に駒込富士神社があり、鷹匠屋敷もあり、名産に駒込茄子があったことから、語呂合わせのように3つを並べたという。

つまり、ローカルな川柳が全国に広がった。

また、「一富士二鷹三茄子」に続き、「四扇五煙草六座頭(しおうぎ ごたばこ ろくざとう)」という言葉があったとされる。

富士は「無事」、鷹は「高い」、茄子は「成す」という言葉にかけられているそうだ。

また、扇は「広がる」、煙草は「煙が立ち昇る様子から運気が上がる」、座頭は「けががない」という意味があるという。

「一富士二鷹三茄子」の由来は諸説あるが、徳川家康が好んだ「富士山」「鷹狩り」「茄子」を順番に並べたという説が有力とされる。

ちなみに、鷹匠屋敷は、現在の駒込病院。

(鷹匠とは、タカやハヤブサを飼育し、鳥や小動物を捕らえるよう訓練する専門家のこと)

2024/10/22
ああ年末③

2023/12/31夢日記

思い通りにいかない夢をみた

 前夜に富山に出かけていた。

 朝6時頃、午前9時からの外来代理を頼まれていたので、急いで病院に戻っていた。

 バスに乗ろうと国道に向かって歩いていたが、なかなか国道に辿り着けない。

 それどころか、道に迷い、湖のほとりに出た。

 向こうに国道が見えたので、足早に道を返した。

 曲がり角で、停車中の白い車を見つけた。

 運転席に女性が乗っており、主人を降ろしたところであった。

 道を尋ねようと声をかけに近づいた。願わくは、乗せて行ってもらおうと祈ったが、そばにいた主人が何やら訳の分からないことを言ってきて、うまくいかなかった。

 そこで、福井の妻の実家に車を止めていることを思い出し、そこに向かおうと歩き出した。

 タクシーを拾ったら、伊地知と忘れずに言おうと思っていた。

 しかし、タクシーはいつまでたってもやって来ない。

 時間は刻々と過ぎる。

 ああ間に合わない・・・。

 どうしよう。焦りは絶頂。

 万事休す。

2024/10/21
ああ年末②

ちょっと複雑な夢をみた

 (大学時代にちょっと気に入った女性がいた。たしか音楽部に所属していた。巨乳ながら質素なところもあった。しかし、プライドは高かった。)

 時は流れて、大学病院で再会した。

 青い厚手のセーターを着て、白衣を羽織っていた。

 ボインは変わらなかった。

 突然、講演会に出席してほしいと言われ、会場に向かった。

 ところが、道に迷ってしまって、いつの間にか教授が講義しているところに出た。

 最前列に着席することになってしまった。

 帰りも道に迷って・・・・。

 彼女の表情はわからなかったが、意地悪くかき回されたようだ。

2024/10/20
ああ年末①

2023/12/29夢日記

二度と見たくない夢・・・こんな悲愴な夢

 転職に大失敗した夢をみた。

 大学の寮みたいなところに家族で引っ越しした。

 狭い玄関、狭い部屋、風呂はカビが生えて使えない。

 畳も一部腐っていた。

 押入には学生の靴下が掛けてあった。

 小さい二人の子供は寂しそうに薄暗い部屋から窓を眺めていた。

 悲惨な住環境だった。

 妻も仕方ないと冷静であった。

 甲斐性なしの小生は悲愴な限りであった。

 そんな中、(同級生の)T先生に電話したら、奥さんが出て、「携帯を持って行かず、新宿に飲みに行っていると・・・。」という返事だった。

2024/10/19
山崎豊子原作「沈まぬ太陽」

1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故をモデルに、航空会社で勤務する二人の男性(恩地と行天)の対照的な人生が描かれている。

恩地はかつて「国民航空」の労組委員長として経営陣と激しく対立したがために、パキスタン・カラチ・イラン・テヘラン・ケニア・ナイロビと転勤を命じられ、10年にも及ぶ流刑のごとき処遇を受けた。そのためか、恩地は転勤先で飲酒がエスカレートした。

一方、労組で恩地の右腕でより現実主義的の行天は、経営陣に将来を見込まれた。幾多の汚れ役を引き受けつつ、出世コースを邁進した。途中、組合運動で指導力を発揮した人望厚き恩地を排除した。

 二人の対立が深まっていく。

 二人の勝敗について語りたくないが、醜い権力争いに巻き込まれたくないという気持ちが湧いてきた。

 恩地はニューヨークの動物園で、檻の中の鏡に自分の姿を見た際、「この世で最も危険な動物(=ヒト)」という一面に気づく。

 人類の歴史で繰り返されてきた戦争・闘争。

 恐らく、多くの男性の持つ攻撃性を徹底的に吐き出し、人類社会が次のプロセスへ進むための準備作業であったことに気づく。

2024/10/18
NPO法人 日本乳がん精度管理機構よりマンモグラフィ検診施設・画像評価認定を取得いたしました。

詳細はこちらをご覧ください。

論語

 私の好きなフレーズだよな

1)子曰、「吾十有五而志于学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩。」

   私は十五歳のとき学問に志を立てた。

   三十歳になって、その基礎ができて自立できるようになった。

   四十歳になると、心に迷うことがなくなった。

   五十歳になって、天が自分に与えた使命が自覚できた。

   六十歳になると、人の言うことがなんでもすなおに理解できるようになった。

   七十歳になると、自分がしたいと思うことをそのままやっても、人の道を踏みはずすことがなくなった。

  志学☞而立☞不惑☞知命☞耳順☞従心

2)「學びて思はざれば則ち罔(くら)し。 思ひて學ばざれば則ち殆(あやう)し。」

   教わるばかりで、自分で考えることが少ないと力はつかない。

   自分で考えてばかりで、人に学ばないようだと、考えが偏るので危険このうえない。

   若かりし頃、「他人に世話を焼くべからず」と教わった。

   「他人に教えているくらいなら、もっと自分のことをしろ」と怒られたものだ。

   その後、学ぶだけでもダメ、考えるだけでもダメ、ときには教えることも必要と感じるようになった。

   つまり、バランスが大事なんだよな。

   学びながら、、、考えながら、、、そして教えながら、、、

   このバランスが大事だよな

2024/10/17
イスラエル

 テオドール・ヘルツェル(1860年 – 1904年)はシオニズム運動の父として知られている。イスラエル建国に重要な役割を果たした彼は、もともと新聞記者として活動しており、1896年に「ユダヤ人国家」という著書を出版した。

 この中で、反ユダヤ主義が根強く存在することを知らしめるとともに、ユダヤ人が他の民族と同様に独自の国家を建設することを提唱した。このシオニズム運動は、ユダヤ人のパレスチナへの移住を促進した。そして、1917年に発表されたイギリスのバルフォア宣言により、パレスチナでのユダヤ人国家建設が認められた。1948年、イスラエル共和国がようやく建国された。

紛争中のイスラエル。戦争の得意な国を称賛したくはないのであるが・・・。

 そういえば、約4年前にワクチン接種を驚くべき速度で進めた。新型コロナ対策の世界的模範とされていた。感染者が大幅に減り、接種完了者は電子的接種証明書「グリーンパス」を提示することで、屋内のコンサートやスポーツイベントに参加できるようになったという。最終的にマスク着用義務も撤廃された。

イスラエルは世界にとって、コロナ禍から抜け出す希望の光だったはずが・・・。

ところが、今は違うようだ。「輝かしい手本」が「他山の石」になっている様子だ。やはりワクチン効果が短くかつ不十分なのかもしれない。

悪いお手本は歓迎されない・・・。良いお手本を見せてもらいたいものだ。

2024/10/16
2024/1/15

夢のまた夢

 本命が登場した。

 オレンジの服を着て、髪が美しく結ってある。

 嗚呼、すこぶる綺麗だ。

 本命は小生を呼んで、鏡のある別室に連れてきてくれた。

 鏡の前で、本命は自身の顔を眺めている。

 何やら言いながら、こちらを向いた。

 その瞬間、小生は本命の唇を奪おうとしたが・・・、叶わなかった。

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