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- 2025/12/21
- 2025/12/20
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多様性
同性同士の婚姻を認めない現行民法や戸籍法が憲法に反するかどうかが争われた訴訟の控訴審判決。東京高裁は2025年11月28日、「合憲」と判断。
全国の同種訴訟で、高裁での「合憲」は初めて。現在の状況が続けば「憲法違反の問題が生じることは避けられない」とした。「まずは国会で審議が尽くされるべきだ」と判決理由。いずれ最高裁が統一判断を示す見通し。
何でもありの時代。なんでも自由。どれでも自由。何をしても自由。
自由すぎて、まとまりが利かなくなるぞ。それこそ不自由。 - 2025/12/19
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たまにはうれしい知らせも欲しい
ガソリン税の暫定税率。
1974年に一時的な措置として導入された。
田中角栄内閣だった。
その後、半世紀以上にわたって維持されてきた。
今回の廃止法成立によって、12月31日に正式廃止。

- 2025/12/18
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閉院?
銚子市の「たむら記念病院」(病床167床)が11月30日に閉院した。ホームページで「諸般の事情」を理由に閉院方針を公表し、あとのことは「弁護士に任せているので答えられない」としていた。
人工透析内科などがあった。近年は赤字経営で、救急患者の受け入れを停止していたという。
人工透析のある病院は、昔から羽振りが良かったイメージはある。
医療はこのまま崩壊していくのか?
復活するのか?
V字回復はあるのか? - 2025/12/17
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ミニマリスト医師の誕生
時代遅れも甚だしい・・・反省だけでは済まない。
役立たずの医師が誕生してしまったではないか。
これでダメなら、臨床医を引退する覚悟でいる。
私は総合診療医を夢見ていた。しかし、医療の進歩は甚だしい。
これからは、一般内科(消化器・感染症含む)・消化器内視鏡を専門としながら、自信をもって提供できる必要な医療だけを丁寧に選び取る“ミニマリスト医療”を実践していこうと考えている。
過剰な検査や治療に頼らず、患者さんの生活、体質、家族背景を踏まえた負担の少ない医療を大切にしていきたい。
漢方医としての視点と家族ケア専門士としての知見を統合し、身体だけでなく、心や人間関係も含めて“全体を診る医療”を目指していこうと考えている。
高度な医療が必要性であれば、もちろん思い切って紹介するだろう。
在宅医療をプラスして、暮らしに溶け込む治療とご家族への寄り添いを重視したい。医療は複雑である必要はなく、本当に必要なことだけに集中することで、患者さんの負担を減らし、回復する力を引き出すことができると信じている。
無理のない医療、続けられる医療、そして、安心して頼れる医療を、皆とともにつくっていきたい。
- 2025/12/16
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ああ母校!
感染症科が新設されていた!!
遅ればせながら、謝辞を申し上げる!!!金沢大学医学部を卒業した者として、附属病院に「感染症科」が新設されたことを心から祝福いたします。
医療の高度化、多様化が進む昨今、感染症はどの診療科にも関わる重要なテーマです。
臓器を越えて、患者さん・地域・社会を守る新たな拠点の誕生は、金沢大学の伝統と使命を次の世代へつなぐ大きな一歩です。
医療人・研究者・教育者を目指す若い方々が、この科で学び、地域医療を支える柱として育っていくことを期待しています。
卒業生として、そして医師として心よりの祝辞を贈ります。 - 2025/12/15
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医師の働き方改革
休みのない高給取りの医師とかけて、
ワークライフ・バランスを目指したミニマリストととく、
そのこころは?ChatGPTの判定:そのこころは――
「どちらも“ため込む”だけで、肝心の“余白”がありません。」
高給取りの医師は、
仕事と疲労をため込み、
ミニマリストは、
モノをためこまないことに命をかけ、どちらも、結局「余白こそ大事」だと痛感している…というオチ。
- 2025/12/14
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無知の恥
「認知症予防専門医」を名乗りながら、アルツハイマー型認知症の診断にアミロイドPETがほぼ必須に近いという超基本を、2025年になって認知症セミナーでようやく腹の底から実感するとは、われながら見事なタイミングだ。
世界のエビデンスが10年以上も前から当たり前のように示していた事実を、この歳になって新発見するとは、逆に才能の域だ。
専門医を自称しつつ、肝心のアミロイド病理の可視化を「まあMRIと臨床で…」くらいに済ませていたその姿勢、今思えばなかなかのロールプレイだった。最新知識をアップデートしているつもりでも、実際には脳のシナプスがどこかでショートしていたのだろう。認知症予防を語る前に、まず自分の知識の萎縮をチェックすべきだった。
まあ、反省するとして、「アミロイドPETは研究レベルの話」などと心のどこかで思っていたあの頃の自分に、今なら胸を張って言えます。——違う、君は単に勉強不足だったのだ、と。
患者に寄り添い、家族に向き合い、診療の現場で奔走しながら、最も根幹の病態理解を後回しにしていた自分を恥じた。この姿勢は、ある意味でアルツハイマーの見逃しモデルケースだ。早期発見の重要性を説きながら、自分の知識の早期発見には失敗していたという、なんとも皮肉なこの絶妙なコントラスト・・・。
もう、自省すべき点は明確だし、遅れて気づいた分だけ、今後の学びは深くなるはずだ。ようやく大事な扉の前に立っただけのこと。むしろ、ここから本当の予防専門医になれるのかもしれないという甘い考え。次は、タウPETを「まあそのうちに」なんて言って後回しにしないよう、自分自身に予防介入しておく必要があるぞ。
- 2025/12/13
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子宮頸がんワクチン 2025/11/24
日本の現状はよく知らないが・・・、先進国中では低水準???
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン。
16歳までに接種すると、子宮頸がんの発症リスクが80%下がる。
国際的非営利団体「コクラン」のチームが発表。
世界で発表された225の研究、約1億3200万人分のデータを評価。
有効性について、性交渉で感染する前の年代で接種を受けることで、感染やがんの前段階に当たる病変だけでなく、がん自体を防ぐ効果を示した。
安全性について、立ちくらみなどが特徴の体位性頻脈症候群、強い疲労感が続く筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)、まひ、早発閉経、不妊など交流サイト(SNS)で接種との関連が言及される病気に着目したが、これらのリスク増加と接種に関連はみられなかった。
安全性を重要視する日本。解決策はあるのだろうか???
- 2025/12/12
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日本の自然も四季から二季ですか?
もう、みんなが感じているんでしょうけど。
日本は四季から「二季」になりつつある。
三重大学の大学院生が北半球の国々の気象データを解析した。日本の「二季」化を科学的に明らかにした修士2年の滝川真央さん。立花義裕教授らとともに、2年間にわたって研究に取り組んだという。
その結果、日本だけ夏の期間が大幅に延びていることがわかった。しかも、2024年の日本の夏は、133日間と1年の3分の1を超える長さになっていた。こうした夏の長期化の原因は、地球温暖化と日本の地理的条件にあるという。
「日本の夏が42年間で約3週間長くなり、日本の二季化が進んでいる」ことを伝えるニュースはすでに流れている。(2025年)11月5日に発表された「新語・流行語大賞ノミネート30語」にも「二季」が選ばれている。











患者さんからポイントがつくから・・・って、聞いてはいましたが・・・。
厚生労働省は11月28日、薬を処方された患者と保険薬局をつなぐサイトがポイントなどを付与している事例があるとして、対策を検討すると発表した。
「患者誘引につながる恐れがある」と問題視されている事例だ。
規則上、値引きなどによる調剤の誘引を保険薬局に禁じているという。厚労省はポイントの提供なども「制度上ふさわしくない」との考えを示していた。
──これ、医療現場で地味にも長々と続いている騒動。あまり気にしていなかったが、かつてドラッグストアの一部が「処方箋持ってきたらポイント付きます!」と大盤振る舞いをした結果、厚労省が「いやいや、それって医療で値引きしているのと同じなんじゃないのか?」と苦言を呈し、2012年から原則禁止になったという。
それでも時々、患者さんに「あの薬局はポイント付くって聞いたんだけど」と言われるのは、制度が分かりにくい上に、支払い方法(クレカ等)に付く通常のポイントは許容範囲という微妙な例外があるせいなのだろうか。たぶん、そうなんだろう。
本来、薬局選びは、あくまでもポイント還元率ではなく、服薬指導の質でやってほしいところだ。にもかかわらず、ポイントで患者を誘引という手段は、保険薬局がどこか商店化しているように感じてしまう。営利を求めないとされる医療分野で、従事する者としてはなんとなく複雑な心境。
公定価格で運営される保険医療にお得感を持ち込むことは、制度の公平性まで揺らぐ話になってしまう。還元ポイントは買い物だけにして、調剤はまっすぐ真面目にやろうではありませんか。