齋藤先生のブログ
- 2025/01/24
- 2025/01/23
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2025/1/23
先日のテレビ。
久しぶりに帰宅してテレビをみた。その内容は戦場ショック(「シェルショック」や「戦争神経症」などとも呼ばれる)だった。
戦場での激しいストレスや恐怖体験が原因で発生する心理的および身体的な症状という。
現在、これは「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の一部として理解されている。「シェルショック」は第一次世界大戦中に使われ始めた言葉。当時、主に砲弾の爆発(シェル)による物理的な影響が原因と考えられていたが、後に心理的な要因が大きいことが分かった。
主な症状を以下に示す。
激しい不安や恐怖
記憶喪失や混乱
過敏反応(大きな音や突然の動きに過剰反応する)
睡眠障害や悪夢
身体的な震えや麻痺現代において、戦闘や極度のストレスが引き金となる精神的障害として認識されている。
さて、第二次世界大戦中の日本軍において、これらの症状を公式に認めることは避けられていたという。実際、大本営(日本軍の最高指導部)は、兵士たちの士気を維持するために戦争神経症などの問題を公式に認めることを避けたとされる。新聞でも「皆無」と掲載されていた。「病気」として扱うことを恥ずべきこととする風潮があり、他の兵士や国民の士気を低下させる恐れがあった。そのため、治療やサポートがないどころか、むしろ「臆病者」として扱われ、場合によっては処罰されたり、前線に返送されたりするという悲劇も含まれていたという。
戦場ショックやPTSDは、戦争がもたらす深刻な問題の一つであり、兵士たちの心と体に大きな影響を与える。日本軍においても存在していたことは間違いなく、当時の社会や軍の風潮の中で適切に扱われず隠蔽されていたのであろう。
そこで、ウクライナ戦争の兵士たちにも同様のことが起きていることは容易に想像できる。
早期に終結を願うのみである。 - 2025/01/22
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新型コロナウイルス(COVID-19)は「海千山千ウイルス」
「ウイルスのしたたかさ」を示唆する記事は見つからない。
しかし、COVID-19の変異の多さや適応力の高さを皮肉って表現するとこのようになる。第12波。「わざわざ数えるな」って、お咎めを受けそうである。
以前、COVID-19を「人間関係分断ウイルス」と呼んだ専門家がいた。
社会や人間関係に与えた深刻な影響を象徴的に表現している。以下に例を挙げた。- 社会的距離(ソーシャルディスタンス)の影響
感染拡大を防ぐため、ソーシャルディスタンスやロックダウンにより、人々が直接会う機会が減少。
家族や友人との交流が制限されたことにより、孤立感や疎外感を感じる人々が増加。 - 対立や分断の拡大
ワクチン接種の是非や感染対策(マスク着用や行動制限)をめぐる意見の違いによる対立。 - 心理的影響
長期にわたる不安やストレスにより、人々が他者との関わりを避ける傾向が出現し、結果的に信頼関係が崩壊。 - デジタル化による新しい分断・孤立
対面交流が制限されたことから、オンラインコミュニケーションが新たに導入。
デジタル環境に適応できない人々やアクセスできない人々に孤立感が出現。
- 社会的距離(ソーシャルディスタンス)の影響
- 2025/01/21
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健診が近い
小生は油断すると血糖が上がる。
亡き父も糖尿病で目が不自由になった。
糖尿病は遺伝があるので、楽観視できない。
しかし、旨いものはやっぱり食べたい。
昨年食べた弁当。あれは旨かった。最高。
- 2025/01/20
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2025/1/20
「返り咲き」
日本の首相で、「返り咲き」(首相職を退任した後に再び首相に就任すること)を果たした方が数名いる。
ちょっと調べてみた。- 安倍晋三
第90代首相(2006年9月~2007年9月)
第96代首相(2012年12月~2020年9月) - 吉田茂
第45代首相(1946年5月~1947年5月)
第48代~51代首相(1948年10月~1954年12月) - 大隈重信
第8代首相(1898年6月~1898年11月)
第17代首相(1914年4月~1916年10月) - 桂太郎
第11代首相(1901年6月~1906年1月)
第13代首相(1908年7月~1911年8月)
第15代首相(1912年12月~1913年2月) - 西園寺公望
第12代首相(1906年1月~1908年7月)
第14代首相(1911年8月~1912年12月)
一方、アメリカ合衆国。
ドナルド・トランプ氏が2024年の大統領選挙で勝利し返り咲いた。
アメリカ史上2人目の「非連続の2期大統領」となった。
かつて、グロバー・クリーブランド(Grover Cleveland)氏がいた。
1885年から1889年まで、第22代大統領として任期を務めた。
1889年の選挙で敗北し、ベンジャミン・ハリソンに大統領職を譲った。
1893年に再選され、第24代大統領として再び就任した。「返り咲き」という言葉は、「敗者復活」という言葉よりも美しく聞こえる。
さすがに、「捲土重来」には及ばないだろうけど・・・。最近の日米に限れば、安倍晋三氏とドナルド・トランプ氏のみ。
何らかの共通性があるのだろうか? - 安倍晋三
- 2025/01/15
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2025/1/15
知らなかった役者の「二枚目」や「三枚目」という呼び方。
歌舞伎から始まっていたんですね。
教えてくれたインターネット上のサイトに感謝です。一枚目:主役
二枚目:色男
三枚目:道化役
四枚目:まとめ役
五枚目:敵役(主役のライバル)
六枚目:敵役(憎めない善良な役)
七枚目:大敵(ラスボス)
八枚目:座長じゃあ、二枚目半って聞くけど、どういうこと?
調べてみると
・・・「気障な美男子の役回りである二枚目」と「ひょうきん者の役回りである三枚目」の中間に位置するような性格の人物を表す表現という。見た目は良いし、本人も気障に振る舞うが、どこか抜けていて側から見ると三枚目と変わらない扱いを受けているキャラクターらしい。小生は、自称「三枚目半」。
- 2025/01/14
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2025/1/14
最近、「心理的安全性」をよく耳にする。恥ずかしながら、小生は「心理的安定性」と同じように考えていた。不勉強とは恐ろしいものだ。猛烈に反省している。
そこで、「心理的安定性」と「心理的安全性」の違いについて、調べてみた。いずれも精神的な健康や行動に関連する概念という。
- 心理的安定性 (Psychological Stability) 個人の精神的な健康や感情の状態がバランスを保っており、困難な状況やストレスに直面しても動揺せずに対処できる状態。心理的に安定している人は、感情的な波が少なく、自己制御が効き、日常生活におけるストレスや不安を適切に管理できる。感情的反応が穏やか。極端な喜怒哀楽が少ない。不安や恐怖に過剰反応せずに冷静に判断できる。自己肯定感あり。他人の意見や社会的な評価に左右されにくい。ストレスに対して柔軟に対処できる。
- 心理的安全性 (Psychological Safety) 主に集団や組織内の関係性における安全感を指す。特に、職場やチーム内でのコミュニケーションにおいて重要という。メンバーが失敗やミスを恐れることなく意見を言ったり、質問したりすることができる。批判を恐れずに自分の意見や考えを自由に表現できる。誤りや失敗をしても他者からの非難や評価がなく、学びとして受け入れられる。アイデアや提案が歓迎され、意見交換が活発で創造的になれる。チームメンバー間で互いの違いや不安を尊重し合い、支え合う文化がある。
以上まとめると、心理的安定性は個人の内面的なバランスに関するもので、心理的安全性は集団内の安心感に関するものである。 いずれも心の健康にとって大切であることは確かである。 さらに言えば、心理的安全性が確保されていると個人の心理的安定性も高まりやすくなる。逆も然り。
- 心理的安定性 (Psychological Stability) 個人の精神的な健康や感情の状態がバランスを保っており、困難な状況やストレスに直面しても動揺せずに対処できる状態。心理的に安定している人は、感情的な波が少なく、自己制御が効き、日常生活におけるストレスや不安を適切に管理できる。感情的反応が穏やか。極端な喜怒哀楽が少ない。不安や恐怖に過剰反応せずに冷静に判断できる。自己肯定感あり。他人の意見や社会的な評価に左右されにくい。ストレスに対して柔軟に対処できる。
- 2025/01/13
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2025/1/13
2025/1/2、久しぶりにパエリアを作って食べた。
自分で言うのはおこがましいけど、うまくいった。旨かった。
まあ、大エビがポイントなんだけど。シンプルで1時間かからない料理。今回は、エビ、ベーコン、フランクフルトおよびミックスベジタブルを具とした。
コメは伊賀米2合とした。スープは既製品のモランボン地中海風パエリア550gを1袋。パエリアの解説を簡単にしておきますね。
・・・パエリアはスペイン料理の代表的な一品で、特にスペイン東部のバレンシア地方が発祥地とされる。平たい大きな鍋(パエリャ鍋)を使って米を炊き込む料理。おしゃれな料理として世界的に親しまれている。主な具材は以下の通り。
シーフード風パエリア:エビ、イカ、ムール貝、アサリなどの魚介類
バレンシア風パエリア:鶏肉、ウサギ肉、インゲン豆、トマトなど
ミックスパエリア:魚介類と肉類を両方使った豪華なタイプスパイスであるサフランで味付け。これがパエリア特有の色と香りを引き出す。塩やコショウで味を調える。出汁がしっかり効くので、シンプルな味付けが基本。
鍋にオリーブオイルを熱し、具材を軽く炒める。トマトやニンニク、パプリカを加え、香りを出す。米を加えて油を馴染ませたら、スープとサフランを投入する。強火で炊き上げた後、弱火でじっくり煮込む。蓋をして蒸らし、鍋底におこげを作る。
なんといっても、パエリアは見た目が豪華。大勢で食べるときにぴったりの料理。
- 2025/01/12
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2025初夢
大学病院にいるようだ。
教授になった後輩(K先生)が、小生を連れて病院内を案内してくれている。
案内中に時々、K先生は姿を消している。
「どこにいるのか?」と探しているうちに、小生はエレベーターに乗ることになった。
小生はマスクをしていなかった。途中で一人のマスクしない女性が乗り込んできた。
ヤバいと思った。コロナが心配になった。
しばらく、探し回った挙句、K先生を見つけた。
なんと、ベンチに座ってピーナッツを食べているではないか。
「今後ともよろしくお願いいたします」とお礼を告げた。
「わかった」と返事がきた。
- 2025/01/11
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今年も出ましたフルロナ(インコロ)
新型コロナウイルス(CoV-2)と季節性インフルエンザウイルス(Flu)の同時感染のことを「フルロナ」と呼ぶが、日本人だから「インコロ」のほうがなじむと思うけど。重症化リスクが高くなるとの報告もあるらしいけど、経験的にはそうでもなかったなあ。
ツインデミック(両方流行)で見られるのは確かである。
三重県津市美里町家所に位置する辰水神社(たつみずじんじゃ)の「ジャンボ干支」は、毎年お正月に地元有志より奉納される。
主な御祭神は、大日霎貴命(おおひるめのむちのみこと)、麻桑枝太命(あさくわえだのみこと)、応神天皇(おうじんてんのう)などという。
ちなみに、応神天皇(おうじんてんのう。應神󠄀天皇。4世紀後半〜5世紀初頭。)は第15代天皇。日本書紀上、誉田天皇(ほむたのすめらみこと)。記紀によると、渡来人を用いて国家を発展させた。中世以降は軍神八幡神としても信奉された。
また、昭和61年から地元の「ふるさと愛好会」によって制作されているジャンボ干支。この下をくぐることで「家族円満、万民和楽、五穀豊穣」を祈願する。
さらに、公開されて役目を終えたジャンボ干支は、津市内外の各所に移設(嫁入り)して、地域のシンボルとして親しまれている。