医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

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2025/02/26
ああエビフライ

亀山にある七色食堂
エビフライ丼を注文。
やっぱり凄いデカさ。
エビフライだけでお腹いっぱいになりそう。
旨かった。

白山町にある瀬戸白雲
白山町の新名物。
瀬戸白雲の「大海老フライ」。
天然海老を使用し、大きさ、形にこだわって、一本一本丁寧な下処理をしていると。
手作りタルタルソースとウスターソースで、揚げ物はサクサクと食べられるんです。
一度はご賞味あれ。
早めに行かないとなくなるぞ。

2025/02/25
ああ高校2年生

音楽の授業で歌った合唱曲「行こう ふたたび」

この頃は心が幸せであった。その後に受ける心の深い傷を知らずに。

語ろう
 美しい旅の日を
  想い出は
   あまく かなしく
    はかなく さびしく
     心の傷を
      くりかえし
       撫でるとも

行こう
 ふたたび
  旅立とう
   われらのまなかいに
    白雲ながれて
     われらのこころは
      希望にもえたつ

ああ
 未来は明るく輝やき
  いまこそ 旅をおもう
   行こう 
    美しい旅に

行け 旅に
 いまこそ!
  憧れに になわれて

https://www.youtube.com/watch?v=3TxWuceLurw

https://www.youtube.com/watch?v=XIfOh5BwoZk

2025/02/24
ああ懐かし 中学校の卒業式

小生は、答辞を読んだ。送辞は末松則子さんでした。現、(2025年1月1日時点)鈴鹿市長。

最後に、「旅立ちの今たしかめあって」合唱

流れゆく風のような
 何気ない人との出会い
  しみじみと振り返り
   ここに 別れ
    ここに別れ告げよう

さよなら友達
 さよなら友達
  いつか いつか
   いつか いつか
    いつか 逢う日まで

消えてゆく光のような
 ひとときの人との触れ合い
  懐かしく思い出し
   ここに 別れ
    ここに別れ告げよう

さよなら友達
 さよなら友達
  いつか いつか
   いつか いつか
    いつか 逢う日まで

この突き上げる 胸の高鳴り
 この込み上げる 熱い想いを
  旅立ちの今 旅立ちの今
   旅立ちの今 たしかめあって

さようなら さようなら
 さようなら さようなら

https://www.youtube.com/watch?v=uWFArI7O3qw

2025/02/23
異色の経歴

誰にもマネできない唯一無二の人物。とにかく、意志が半端ないわ。

極妻弁護士
大平光代さんは元暴力団の妻でありながら、司法試験に一発合格し、弁護士となった人物。
自伝「だから、あなたも生きぬいて」は、壮絶ないじめや自殺未遂、非行から立ち直り、弁護士として成功するまでの道のりを描く。

小生もこの自伝を読みましたが、いじめの辛さはよくわかります。案外、学校の先生は味方ではないからね(当時)。

「見返したろ」という気持ちと義父のブレない愛情「いつまでも他人にせいにするな」がうまくシンクロしましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=hV6MvvMBYlw

(もちろん、全盲弁護士の竹下義樹さんや大胡田誠さんもすごいですけど。)

2025/02/22
バレンタイン 

研修医の頃、ガン末期の女性患者さんからバレンタインチョコを頂きました。
その心境は複雑でした。患者さん本人も「もう助からない」と言っていました。

そういえば、夏目漱石の「変な音」も病人の心理を描いていました。

どんな心理が絡んでいたのでしょうか?

「贈ることによる自己表現」、「誰かに何かをあげるという能動的行為を通じて、自分自身の存在をアピール」、「単なる感謝の気持ち」、「人生最後に誰かを喜ばせたいという思い」、「病状とは別の次元で自分らしさを保とうとする自然行動」、、、。

夏目漱石の「変な音」でも、病人の心理の複雑さを見事に描いている。病人が周囲の音に過敏に反応し、それが不安や恐怖に結びついていく様子が。

病気になると、普段なら気にしないことが気になったり、感情が揺れ動いたりすることがよくある。

医師として、心理学をもっと勉強しておけばよかったと後悔している。

2025/02/21
また、あの嫌な夢を見た。

ああ、最悪の事態が勃発した。
(起きたら、体がなぜか重い)
旧職場に再就職した。
誰かが小生を追ってくる。
小生は、仕事をしてはその場を離れている。
院内を逃げ回っている様子だ。
あの悪魔に、いつまで付きまとわれるのか?
この恐怖感。
心的外傷は甚大である。
いい加減に、これを最後にしてほしい。
小生の業績が「史上最低であった」と認めてもいいので。

2025/02/20
「汽車で逢つた女」室生犀星(青空文庫)

 室生犀星(むろうさいせい、1889~1962年)は、日本の詩人・小説家。石川県金沢市出身。本名は室生照道(むろうてるみち)。生後すぐ養子に出され、室生姓を名乗った。生母の消息は最期まで判明せず、養育料で享楽するような養母のもとで貰い子たちと共同生活を送った。高等小学校を中途退学させられ、金沢地方裁判所に給仕として勤めさせられた。この頃より文学に関心を抱き、やがて上京する。しかし、生活は苦しく故郷に戻るが、出生や学歴などの理由で失恋した。東京と金沢を行ったり来たりする生活だった。「ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの。」と心の内を詠んだ。
 1915年、詩誌「感情」を創刊。1918年、「愛の詩集」と「抒情小曲集」を刊行。1919年に小説「幼年時代」と「性に眼覚める頃」を、1934年に「あにいもうと」を、1956年に「杏っ子」を発表。小説家の道を歩んでいった。
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「汽車で逢つた女」

 服役3年。刑務所から出所直後の男性(打木田)が、汽車で出会った女性(戸越まさ子)に心を寄せ、後日、まさ子の職場に会いに行く話である。そして、まさ子が娼婦であることを知るが、打木田は自分が出獄人であることを告白し、まじめに求婚するのである。まさ子は、生きる喜びを湧かせてくれた女性だからである。

(そのまま引用)・・・おれはね、これから稼いできみを女房にしたいのだが、きみは女房になつてくれるかどうかといつた。あまり突然なしかも誰も申し出たことのないやうな言葉を、女はふしぎさうにこの男は少々どうかしてゐるのではないか、こんな境遇にゐる者を女房にする相談なぞ、しかけて來る者が今までになかつたのだ、この男はよほどおめでたく出來てゐるのか、うぶなところがあるのか、鳥渡見當がつきかねた。しかし惡い人間でないことは例のぽかんとしてゐる眼付にも、金拂ひでも、からだを愛撫するにも、すみずみまで齒がゆさうにする、あどけなさがあつた。どこかに一生懸命に今夜だけでも寢ようとする、ほかの客に見られないものを見せてゐて、しかも、お腹をなでるのにも、唇を吸ふのにも、いちいち、きすをしてもよいか、氣もちがわるければやめるよ、と、許しを乞うてゐるのは稀らしい客の風情であつた。・・・

 元の飾り職に戻る決心をした打木田は、金を工面して二人で生活していこうと準備を始めていたが、前途多難の模様であった。

 この作品は「大人のおとぎ話」として知られている。出所直後の罪人でありながら、純粋な心を併せ持つ打木田。

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 さて、小生は出所直後の男性に出会ったことがある。あれは確か、大学受験生(浪人生)の頃。実家近くの公園で運動不足解消のために体操やジョギングをしていた時、バッグを持った中年の男性がベンチに座っていた。その男性から、「今、何時ですか?」と声をかけられた。小生は時間を答えた。この会話をきっかけに、しばらく話すことになった。
 「先程、寿司屋に就職願いをしてきたが、あっさり断られた。」と。出所直後であることも告白し、強姦して逮捕されたという一連のいきさつも独白した。こちらも、浪人生であることを白状して頑張ることを誓って、お別れした。

2025/02/19
行動経済学のナッジ(Nudge)

人々の意思決定をより良い方向へ導くための手法とされていますが・・・。
しかしですよ、悪用されると意図しない方向に誘導される危険性があるんです。

  1. ケンブリッジ・アナリティカ事件(2018年)
    英国の選挙コンサルティング会社「ケンブリッジ・アナリティカ」がフェイスブックの個人データを不正に収集して政治キャンペーンに利用した事件。ユーザーの心理データを分析して投票行動を操作したという。
    ナッジが個人の自由な意思決定を阻害する危険性を示した典型例とされる。
  2. 「ダーク・パターン(Dark Patterns)」による消費者誘導
    ユーザーが望まない選択をするように誘導するデザイン手法らしい。
    退会や解約がしづらいよう工夫されている。
    ナッジを企業が悪用して利益を得る典型的ケースとされる。
  3. 中国の「社会信用システム」による行動操作
    社会信用システムを導入して、個人の行動をスコア化している。
    スコアが低いと飛行機や高速鉄道の利用が制限されるなどのペナルティが発生するそうです。
    望ましい行動をするよう市民を間接的に強制しているようです。
    SNSの監視を強化し、政府批判を控えさせる心理的誘導でしょう。
    不適切な行動(ローン未払いや交通違反など)をした人を「見せしめ」にすることで他者の行動変容を促進しているようです。
    ナッジを国家レベルで悪用した例と言えるでしょう。

うまく誘導されて損しないようにしたいものですね。
性善説があるから、難しいなあ。

2025/02/18
まんが「アルプスのハイジ」のロッテンマイヤーさん

クララのお世話をする家庭教師。厳格で規律を重んじる人物。

(子供の教育が終わった小生ではあるが、子供目線で考察してみた。)

利点:
規律を大切にする:きちんとした生活習慣を身につけさせる。勉強や食事の時間、マナーを守らせるなど。
責任感が強い:クララの健康や教育に責任を持ち、一生懸命にその役割を果たそうとしている。クララのために最善を尽くす姿勢がみられる。
組織力がある:家の中のことをきちんと管理し、すべてがスムーズに進むように気を配る。家庭内の秩序を保とうとする。

欠点:
厳しすぎる:厳格すぎて子供たちが楽しめない。ハイジ(フランクフルトではアーデルハイド)の自由を制限し、その厳しさは苦痛を生む。実際、ハイジはうつ状態になる。
感情を理解しにくい:子供たちの感情に寄り添うことが苦手。クララやハイジが困っている時にも厳しい態度を崩さない。
柔軟性に欠ける:自分のやり方に固執し、他の方法を試そうとしない。子供たちにとって窮屈である。

今も昔も感想は変わらない。

自閉症になりかかった完全管理されたクララ。ロッテンマイヤーさんのアプローチに教育的価値も多くあるけど、もう少し柔軟できめ細やかなサポートがあれば、もっとバランスのとれた教育者に映ったでしょう。
ただし、ハイジはアルムの山に帰って心身ともに回復したし、クララはそこで歩けるようになったし。フランクフルトに帰ってリハビリをしているクララに対して、ロッテンマイヤーさんは「アルムにまた行ける」と優しい言葉をかけている。

すべての者(登場人物)が、クララの回復(歩けるようになること)を心から祈っていたのでしょう。

2025/02/17
枕草子「にくきもの」

原文:
ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、露塵のこともゆかしがり、聞かまほしうして、言ひ知らせぬをば怨じそしり、また僅かに聞き得たることをば、わがもとより知りたることのやうに、異人にも語りしらぶるも、いとにくし。

小生の訳:
何かにつけて他人のことを羨ましがり、(自分の)身上を嘆き、他人の噂をして、ちょっとしたことでも知りたがるくせに、聞きたいと思っても知らせてもらえないことに恨みを抱いて非難し、また少し聞きかじったことを、(自分は)はじめから知っていることのように他人に得意げに話すことも、ホントしゃくに障るわ。

小生の解釈:
このように訳しましたが、「性格悪って」感じますよね。
醜いですよね。だから、「にくきもの」?
いつの時代でも、多かれ少なかれ、このような輩はいるんじゃないかな。

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