医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

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2023/09/04
“長い間お世話のなりました”

小三の孫が三重のじじばばのところで2週間近く夏を満喫して帰って行った。自分も小さい頃、大阪のおばちゃんちに夏休みに行っていた事を思い出した。すごく長く感じたが一週間くらいだったと思う。どうも子供の頃と大人になってからでは、時間感覚が違うようだ。
最近は特に時間がすぐ経ってしまう。 一年の短いこと。ひと月なんてあっという 間である。
ところで、一年が短く感じるのを“ジャネーの法則”と言うらしい。
この法則によると“人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する”
つまり、歳をとるにつれて自分の人生における一年の比率が小さくなるため、体感として一年が短く、 時間が早く過ぎると感じると言うことである。
1才の時の365日は10才で37日約60才なら7日くらいと言うことになる。
5年前がついこの前だったりする。古希を迎えたら一年は一週間以下ということになる。ぐずぐずしている場合ではない。
一刻値千金。

2023/09/01
2023/9/1 ブログ

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坊っちゃん(夏目漱石著)を読んで ~あらすじと私の感想

はじめに:
 子供の頃に読んだのであるが、まるで覚えていなかった。やはり、文字を眺めたに過ぎなかったのだろう。内容を吟味するだけの能力がなかったと反省した。
 「坊っちゃん」は、1906年に発表された夏目漱石の中編小説である。漱石の中学教師時代の同僚がモデルで、その頃の経験をもとに書かれたという。無鉄砲で喧嘩早いけど、素直で曲がったことを嫌う性格である坊っちゃんの半生を描いた作品である。
 Young master(1931)は、YouTubeで鑑賞できるなもし。これは原作に近いなもし。何回観ても滑稽なもし。ちなみに、中田敦彦のYouTube大学で解説付きなもし。
(「なもし」は、伊予弁すなわち愛媛弁である。)
 本宮ひろ志のマンガ版「坊っちゃん」(1986)もYouTubeで鑑賞できるなもし。原作に忠実で笑えるところが多いなもし。

 さて、これからあらすじと私の感想①を述べていく。

その1:少年~学生時代
 坊っちゃんは幼い頃から無鉄砲で多くの喧嘩やいたずらをして、家族からは疎まれる存在だった。母親は早死し、その後も相変わらずの無鉄砲だった。しかし、下女の清(きよ)だけは坊っちゃんのことを大切に扱っていた。その後(中学校時代に)、兄ばかりを可愛がる父親が脳卒中で亡くなった。兄が遠方へ就職するため、家と遺産を売り払い、坊っちゃんに600円渡して出て行った(それ以来、兄と会うことはなかった)。坊っちゃんは中学卒業後、神田の小川町へ下宿することになり、清と別々に暮らすことになった。清は甥の家に厄介になりながら、坊っちゃんに「早く家と妻を持って」と促し、さらに「世話をさせて欲しい」と申し出た。貰った金600円の使いみちを考え、ろくな商売はできないと結論し、物理学校に通った。3年間勉強して卒業後、四国にある中学校の数学教師の職を打診された。熟考せず受け入れ、坊っちゃんは清を残して遠国に赴任した。

 まず、坊っちゃんの名前が不明である。坊っちゃん≒漱石なのであろうか?両親の愛情に恵まれない生まれつき無鉄砲な性格。清の存在に唯一救われた坊っちゃん。若いうちに一家離散状態になったのは残念であった。しかし、心の支えである清の存在と損ばかりしている坊っちゃんの性格が、江戸っ子として前向きに生きながら、力強く道を切り開いていく様子が思い浮かぶ。
(つづく)

2023/08/25
2023/8/25ブログ

昨日で54歳。一夜明けて、特に変化なし。健康に留意することに全力を注ぐ。

今年も誕生日ケーキがやってきた。サプライズ。ただただうれしい。

2023/08/24
2023/8/24 ブログ

 54歳になりました。
 「広耕深掘;Plow wider, Dig deeper」の日々です。
 かつて、進化型総合診療医を目指して駆け巡っていたことが、懐かしく思い出されます。
 只今、終活第三幕。これが最終章になるかもしれません。ようやくここまできました。そして、これまでたくさんの方々に支えて頂きました。感謝感謝です。

 広く耕して深く掘る・・・。若かりし頃はどうしても欲張ってしまいました。何でもかんでも。猪のごとく。ああ恥ずかしい。傍若無人。
 しかし、余生を考えれば、老いる一方である以上(病気になる確率が高くなっていく以上)、出来るときに深く掘っておくべきだと思っています。あとからできるとは限らないから・・・。
 ここで一句。
  ぬるま湯に
      浸かるつもりが
            大やけど

 楽できると期待して環境を変えたところ、そこは「棘(いばら)の道」でした。人生において、「そんなはずじゃなかった」と感じるのは小生だけでないでしょう。できることはできるときにやっておかないと、できるチャンスが二度と廻ってこない可能性も十分ありますから。

岸岡山から千代崎の海(鈴鹿)

(千代崎海岸は、幼少期から亡き父親との遊び場であった。岸岡山にて、二人で焼きおにぎりを食べたのが懐かしい。遠い昔の話である。)

2023/08/23
2023/8/23 ブログ

嫌味な夢をみた。

大学の医局で研究発表会があった。会場の最後列の左端に席を得た。
O先生(現職場の先生)が研究発表をしていた。発表内容はある程度理解していたつもりであったが、途中で居眠りをしてしまったようだ。
司会のT先生(元同級生・医局仲間)が、いきなり小生にO先生の発表について解説を指示してきた。
小生は、解説することができず、「すばらしい内容だ」と回答し、着席した。
前席に後輩のS先生がいた。「司会のT先生に嫌味なことをされた」と、小生はS先生に耳打ちして、陰口をたたいた。
そこに、元上司(K先生)が浴衣を来てやってきて、会場の最前列のテーブル席に着いた。だいぶ老いたようだ。

小生の深層心理はいかに?
明日は誕生日。いかにも乱暴な祝福をされたものだ。
かつて、上司のK先生に、T先生は可愛がってもらっていたようだ。これは、何らかの見せしめなのか。
今でもK先生に対する畏敬の念を込めることはできない。老いたK先生の姿がその象徴であろう。

2023/08/22
2023/8/22ブログ

コロナ禍第9波襲来

1.フルロナ経験
(日本人なら、インコロでもいいんじゃないの!?)
実は、フルロナ(英語:Flurona)とは、「インフルエンザFlu」と「コロナCorona」をもとにした造語です。コロナウイルスとインフルエンザの同時感染のことを意味します。

2.先祖返り肺炎?

かつてのコロナに類似した肺炎像がみられる。オミクロンXBBだろうなあ。

もう1例、類似した肺炎像があるぞ。

 上司が先祖返りとおっしゃるので、「先祖返り肺炎」と命名することにしました。

2023/08/16
2023/8/16 ブログ

ある夏の思い出 ~花火大会~

カラフルな花火のオンパレード
演出にも巧みな工夫あり

しかし、コロナ禍第9波もどこ吹く風

2023/08/15
2023/8/15 ブログ

「門」の語りの続きです。

あらすじ④
 ビビりながら、宗助は座禅から帰ってきた。御米の話によると、安井が来ていたことを知らなかったようだ。坂井に聞くと、弟と安井の2人はすでにモンゴルに帰って、しばらく戻らないとのことであった。宗助はひとまず安堵した。そして、坂井が「小六をうちに置いてやる」と運よく引き受けてくれた。さらに運よく、宗助は役所で昇進することになった。
 「本当にありがたいわね。ようやくのこと春になって」と喜ぶ御米に対して、宗助は「うん、でもまたじきに冬になるよ」と下を向きながら答えた。

 宗助と御米が安井と会わずに済んだこと、坂井が実弟の小六の面倒を見てくれること、宗助が昇進したことなど、幸運に恵まれたことはよかったことだろう。しかし、宗助は「じきに冬が来る」と悲観的である一方、御米は「春が来た」と楽観的に喜びを露わにしている。これからの夫婦の未来は、安井の存在が見え隠れする以上、明るいとは言えないだろう。占い師の言葉が最後まで気になってしまう。宗助は気がかりであろう。

 蛇足ながら、最後のほう失速してるよ。夏目漱石さま。うわさによると、持病が芳しくなかったようで・・・。三部作の「三四郎」→「それから」→「門」と順番に読めば、連続性が何となく伺われる。まず、田舎から上京する三四郎の恋愛に対する未熟さ。「三四郎」のそれからとして、「それから」の代助は略奪愛を実現(三千代を平岡から奪う)。「それから」のそれからとして、代助と三千代の2人の様子が「門」で宗助と御米に名前を変えて引き継がれ、ハッピーエンドに終わっていないように感じられた。人間関係に常にしこりがありそうで。

2023/08/08
2023/8/8ブログ

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「ガイアの夜明け」の小生の感想
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/202307/13587.html
 大津市民病院で起きた医師大量退職のその後。
 新院長は67歳の脳外科医師であった。赴任していきなり院長職を任されることになったという。
 大量退職が起きた理由は、何の前触れもなく、理事長(京府医大出身)が外科系医師をすべて京府医大系列にする方針を強引に推進したからだという。
 医師がほとんど不在(一部の放射線科医や麻酔科医は残留)。院長も外来や手術や院長職など多忙の日々。医師派遣を嘆願して母校(京府医大)に出かけて行っても、教授(後輩という)は前向きに検討するという回答・・・。
 病床稼働率79%と低く、昨年度は12億円の赤字。開業医もその風評からなかなか紹介しにくく、市民病院が患者不在の病院になってしまった。

 昔から学閥対立の構図は知られているが、患者にはまったく関係のない事象である。
 限られた医療資源。医師も含まれている。一人前になるために最低10年かかる。
 国家先導の医療改革はできないのか?医師の働き方改革も大切であるが、日本列島改造の田中角栄首相や郵政民営化の小泉純一郎首相のような、医療改革を強引に推し進める内閣総理大臣(首相)が出現して欲しい。

2023/08/05
2023/8/5 ブログ

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 不思議な夢をみた。

金沢で同窓会が行われた。入口が洞穴のような飲み屋であった。
午後3時20分の列車に乗るために帰りを急いだ。同級生がバス乗り場まで送ってきてくれた。しかし、飲み屋の下駄を履いたままの状態に気付いた。
バスの時間が気になり、急いで取りに戻ろうとして前を歩いている同級生に声をかけるが・・・、気づいてもらえずどんどん先に歩いて行ってしまった。
飲み屋の入口をくぐって下駄箱に靴を取りに行こうとしたところで、時間切れ。
万事休す。
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小生の深層心理はいかに?

 卒業後、一度も同窓会に出席していない。懐かしい金沢。
しかし、後味の悪い過去の事実がある。だから、近寄らない。禁断の地と言える。同級生との関係も疎遠になってしまった。
一度、足を踏み入れたら、今度は解放してもらえないようだ。

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