ちょっと国外の医療制度に耳を傾ける
ニュージーランド(NZ)と日本の医療体制の主な相違(簡潔)
① 医療アクセス
日本:原則フリーアクセス。患者は自由に医療機関を選択できる
NZ:GP(家庭医)を必ず経由するゲートキーパー制
② 医療費負担
日本:公的医療保険+自己負担(原則3割)
NZ:公的医療は基本無料(税財源)、GP受診は一部自己負担あり
③ 医療提供体制
日本:専門医中心・病院志向が強い
NZ:家庭医中心・地域完結型医療
④ 医療のスピードと選別
日本:迅速だが過剰医療になりやすい
NZ:緊急性・必要性で厳密にトリアージ(待機時間は長め)
⑤ 医師の役割
日本:診断・検査・治療を医師が広く担う
NZ:看護師・薬剤師の裁量が大きく多職種分業
以上、簡単にまとめると以下の通り。
NZと日本の医療体制は、似ているようで思想が大きく異なる。
日本は「いつでも、どこでも、誰でも」受診できるフリーアクセスが特徴で、迅速かつ専門的な医療が受けられる。
一方、NZでは家庭医(GP)が医療の入り口となり、専門医受診には紹介が必要である。医療費は税で賄われ、公的医療は原則無料だが、その分「必要性」による選別が厳しい。待ち時間は長いが、過剰医療は抑制されている。
日本がスピードと網羅性を重視する医療なら、NZは持続可能性と役割分担を重視する医療と言える。
日本の医療は最強と言われているが、国内差異や国家間差異にも目を配って、よりよい医療を目指していきたいものです。










