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2025/9/14ボクシング

 類まれなるチャンピオン井上尚弥選手。

 衰えたどころか、成長していました。

 KOがすべてでない。勝利最優先主義。

 見習いたいです。クレバーな戦略。

 私も56歳ですが、成長したいと思わせてくれた試合でした。

 そして、試合にクレバーな人生観が漂っていました。

ここで思い出します。

 「まだ少しずつ上達している」―パブロ・カザルスの言葉

 チェロの巨匠であるパブロ・カザルスは20世紀を代表する音楽家。彼は生涯を通じて、演奏活動だけでなく、平和や人権を訴える活動にも力を注いだ。

 そんなカザルスは、90歳を過ぎてもなお、毎朝チェロの練習を欠かさなかったことは有名。

 ある問いかけ、「先生、なぜそんなにご高齢になっても、まだ練習を続けるのですか?」に対して、シンプルに回答したそうです。

「私はまだ、少しずつ上達しているからです。」と。

 この言葉には、人の成長に「年齢の限界」はないという真理が凝縮されている。人間は、歳を重ねると「もう若くはない」「衰えるばかりだ」と思いがち。

 しかし、カザルスは違った。90歳を過ぎても「昨日より今日、今日より明日」と、前に進むことをやめなかった。

 この姿勢は、私たちも「人生のどの時点からでも新しいステップを踏み出せる」と思わせてくれます。この言葉を胸に刻めば、日々の仕事や学びの中で「まだ自分は成長できる」という希望を持ち続けられる。

 最後に、みなさまに一言。
  「あなたは今日、どんな成長を感じますか?」

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