医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

ネクタイ

 江戸時代末期、土佐の漁師であった中浜万次郎(ジョン万次郎)は、遭難中にアメリカの捕鯨船に救われて渡米し、1851年に帰国した。その際の所持品として「白鹿襟飾」の記録があり、これが日本に初めて持ちこまれたネクタイだとされている。

 なお、ネクタイの発祥は、17世紀のヨーロッパ、特にクロアチア兵が首に巻いていたスカーフ「クラバット」に由来する。

歴史的背景:クロアチア兵がフランス王国の従軍時に首に巻いていたスカーフが、宮廷のファッションとして採用され、現代ネクタイの起源となった。
 それまでも、古代ローマの兵士が寒さをしのぐためや、身分を表すために首に布を巻いていたが、現代ネクタイと直接関係はないという。

名前の由来:フランス語で、ネクタイは「クラヴァット(cravate)」というが、これは「クロアチア人(Croate/クロワット)」が語源。
日本への伝来:日本では、明治時代の文明開化の際にネクタイが取り入れられ、西洋文化の象徴やビジネスシーンの正装として定着した。
まとめ:ネクタイはクロアチア発祥。フランス宮廷で流行し、世界中に広まった男性ファッションの代表的アイテム。

 小生、研修医時代は、白衣にネクタイでした。しかし、動きやすさを最優先して、途中からケーシー型白衣にしている。白衣が濃紺衣になることもしばしばですが・・・。

« 前のページに戻る

外来診療の受付時間

交通アクセス

〒510-0958
三重県四日市市小古曽3-5-33
> 詳細はこちら