荘子(そうし)
中国の戦国時代の思想家 。
道家(どうか)という思想の代表的な人物の一人。
老子と並び称されることが多い。
万物斉同(ばんぶつせいどう):
世界にあるすべてのものは本質的に平等で、善悪や美醜などの価値判断は人間が勝手に作ったものであり、それにとらわれる必要はないと。
胡蝶の夢:
「自分が夢の中で蝶になったのか、それとも蝶が自分を夢見ているのか分からない」という寓話。これは、「現実と夢」「自己と他者」の境界もあいまいで、絶対的なものではないことを示していると。
荘子の考え方は、「人や物を分けたり比べたりしない」「自分らしく自然に生きる」「ものごとにとらわれず自由な心をもつ」など、現代でもヒントになる部分が多いようだ。ストレス社会や競争の中で生きるためにも大切なヒントを与えてくれるようだ。
小生の人生も半実半夢(現実か夢かあいまい)。まあそんな感じです。