メタ認知的知識
最近、耳にした言葉である。あまり理解していなかった。
メタは高次を意味しているという。
「客観的な自己」や「もうひとりの自分」などと形容されることが多い。
自分の短所や長所など、「自分自身について知っている知識」という。
自分で把握して知識として理解できることをいう。
つまり、自分自身を分析して得た知識のことである。
ところが、医師になってやがて30年。
「受け持ち患者の状態が芳しくないと、その期間は機嫌が悪く、怒りっぽくて憂鬱になる」
これが小生のメタ認知である。
これだけは確かである。
なかなか冷静になれない小生自身は未熟なのであろう。
自分で自分を知るって、大切なことである。