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失恋の代償

 中学校時代の初恋の話は耳にタコが出来るほど書いたように思う。しかし、その後も恋愛物語(失恋物語)は儚く続いていた。

 高校時代にセカンド・ラブに遭遇した。初恋時に告白できなかったので、今回は勇気を持って告白できた。一時的にうまくはいったものの・・・、短期破局。順風が逆風となり、空中分解状態になった。破滅状態になり、狂った歯車に制御がかからなくなり、(子供の頃から発症していたであろう)適応障害が悪化してしまった。受験生たる小生に、無力感が漂った空白の期間が生まれてしまった。

 その他にも失恋物語がある。敗者は悲しいわけだから、そっとしておいて欲しいだけ。立ち直るまで。

 ところが、蛇足であるが・・・、失恋の代償は相当厳しい。

  ①永遠に敗者
    名誉回復や汚名挽回はなし。
    あの時、破恋した以上、その地位はそのまま。

  ②勝者が敗者の名声を引き継ぐ
    敗者の名誉が、勝者の名声に置き換わる。

  ③常に劣勢
    勝者と同じ環境にいる場合、明らか。
    同窓会に出席しようものなら、会話ができない。こちらから話しかけても、よそよそしい。

  ④関係のない短所までも暴露される
    悪人に仕立て上げられる。反論できない。   

 もちろん、相手にもよるが・・・、環境を変えない限り厳しいようだ。
 悔しいけど。負けは負け。その通り。惚れた者の負けなんだ。

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