コロナ禍を振り返る②
尾身 茂(著)の「1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録」
エビデンスが不十分な中での試行錯誤。日曜日に集まっての勉強会。
(当院は日曜診療。苦難に耐えていたころ、専門家集団も苦難に立ち向かっていた。共感できる。)
「半歩先の対策」。強弱をつけた「ハンマー&ダンス」。
専門家に対するリスペクトがないという不満に耐えて。
といいながら、安倍首相と尾身氏は記者会見に臨む。
8割おじさんの出現。確かに、第1波は低かった。疫学研究の重要性を再認識。
「ルビコン川を渡りますか?」と故事を引用。命を懸けて政府に立ち向かう。
(「ルビコン川を渡る」という表現は、「後戻りのきかない道へと歩み出す、その決断を下すこと」を意味する。)