2023/8/8ブログ
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「ガイアの夜明け」の小生の感想
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/202307/13587.html
大津市民病院で起きた医師大量退職のその後。
新院長は67歳の脳外科医師であった。赴任していきなり院長職を任されることになったという。
大量退職が起きた理由は、何の前触れもなく、理事長(京府医大出身)が外科系医師をすべて京府医大系列にする方針を強引に推進したからだという。
医師がほとんど不在(一部の放射線科医や麻酔科医は残留)。院長も外来や手術や院長職など多忙の日々。医師派遣を嘆願して母校(京府医大)に出かけて行っても、教授(後輩という)は前向きに検討するという回答・・・。
病床稼働率79%と低く、昨年度は12億円の赤字。開業医もその風評からなかなか紹介しにくく、市民病院が患者不在の病院になってしまった。
昔から学閥対立の構図は知られているが、患者にはまったく関係のない事象である。
限られた医療資源。医師も含まれている。一人前になるために最低10年かかる。
国家先導の医療改革はできないのか?医師の働き方改革も大切であるが、日本列島改造の田中角栄首相や郵政民営化の小泉純一郎首相のような、医療改革を強引に推し進める内閣総理大臣(首相)が出現して欲しい。