医療法人社団 山中胃腸科病院

2022/5/15 ブログ

1.はじめに

 地元に帰ってきて、医療を展開して15年以上が経過しました。実父を看取ってちょうど2年が過ぎました。不甲斐ない息子を優しく見守ってくれた亡き父にあらためて感謝の意を奉げたいと思います。
 さて、今は昔。医学部に入学して間もなく、小生が実家に帰省した際、最寄の駅(近鉄鈴鹿市駅)でかつて学習塾で同じクラスだった女性に偶然出くわしてしまいました。進学先を知っているのか・・・、一言「昔、馬鹿だったのにねー」と苦笑されました。小生の若かりし頃の無能な事実を赤裸々に表現されてしまいました。隠す必要性もなく・・・、その通りなんです。
 家族をはじめ、いろいろな方々にお世話になりました。迷惑もかけましたし、救ってももらいました。医師として働くチャンスを頂いたわけですから、猪突猛進するしかありません。しかし、高望みは禁物です。

2.白い巨塔

 時は流れて・・・、医師になってしばらくしてから、教授に成りたいと思った時期がありました。「白い巨塔」という映画をご存知かもしれませんが、教授選では壮絶な争いが繰り広げられています。残念ながら、その渦中に遭遇したことがありませんので、聞いた噂から想像するしかありません。実際はどうなんでしょうか?全然、分かりません。
 その後、就任された教授と比較して小生の資質が明らかに相応しくなく、当然に無理と悟りました。言い訳でなく、負け犬の遠吠えと表現するのが正しいでしょう。ここで、その理由を挙げてみました。
①人脈作りが不得意。(情報収集能力に乏しい。)
②一つのことに集中もできないし、こだわることもできない。(学者的でない。)
③留学できる勇気もなく、経済力もない。(小生の能力に自信が持てない。)
④語学力に乏しく、英文論文が自力で書けない。(実際に書いてはみたものの・・・、悪文の数々で雑誌に投稿しても門前払いされ、査読者から嫌味の一言まで告げられた。)
⑤後輩の面倒をみることが億劫。(小生みたいな先輩が指導することで後輩の将来を台無しにしてしまう不安が大きい。)
 少なくとも①~⑤の理由で落第点は確実。挙句の果てに、大学院時代の指導教授に「君はあまり賢くないね」とダメ出しされました。つまり、学者になれないと引導を渡されました。これでは、努力しても才能が伴っていなかったと反省して、高望みしたことを恥じました。
 それからというもの、医療現場で地道にやっていくことに生き甲斐を感じています。時々、講師を依頼されたことがありますが、講演している間、(学者の真似事に)つかの間の幸福感に浸っていました。

3.まとめ

 医者の不養生と言われないように、健康に留意しながら地域医療に尽力していきたいと強く思います。

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