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2022/12/31 ブログ

野菊の墓 (伊藤三千夫 著)

 上司との会話のやり取りのなかで、久しぶりに思い出した「野菊の墓」。
 確か、15歳の政夫と17歳の民子の悲恋物語。かつて、山口百恵や松田聖子が演じている。1981年、松田聖子(当時19歳)が主演の「野菊の墓」は、とりわけ記憶に新しい。

 政夫は野菊のような民子が好きであった。相思相愛。
 政夫は嫁いでいく民子に、涙ながらにリンドウを手渡す。


 そしてクライマックス・・・子供ながらに泣いて泣いて。これだけは堪え切れなかった。大泣き。

(小生、アマゾンで購入)

 「悲しんでいるあなたを愛する」・・・これは、リンドウの花言葉。

 竜胆(りんどう)は漢方薬に含まれている。竜胆瀉肝湯、立効散、疎経活血湯が有名である。小生もよく処方する。
 ちなみに、嫁いだ民子は産後の肥立ちがよくなかった。そして、死亡。
これは、・・・漢方薬の芎帰調血飲の適応である。

 「花一色」(歌:松田聖子)
  「人の夢」とペンで書けば、「儚(はかな)い」って読むのですね~。
  これにも懐かしい響きあり。

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