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2022/11/1 ブログ

ノーブレス・オブリージュ(noblesse oblige)

 フランス語。聞いたことはなかったが、内容を知って安堵した。
 ノーブレス・オブリージュとは、「身分の高い者はそれに応じて果たさなければならない社会的責任と義務があるという欧米社会における基本的な道徳観」である。フランスに「貴族たる者、身分にふさわしい振る舞いをしなければならない」という諺があるという。
 これは、日本における武士道に類似している。日本人の道徳教育について、ドイツ留学中の新渡戸稲造に「武士道」を書くきっかけができた。そして、神道、仏教および儒教から武士道が生まれたという。ちなみに、新渡戸稲造は第一次世界大戦後に創設された国際連盟の事務次長である。フィンランドとスウェーデンの間にあるオーランド諸島の帰属をめぐる紛争を平和解決した功績は有名である。
 アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトは、この「武士道」に対して大いに共感し、日露戦争の講和に尽力した(ノーベル平和賞受賞)。同様に、ジョン・F・ケネディ大統領も「武士道」を座右の書の一つに挙げていた。
 
小生が思うに、日本国憲法第14条「法の下の平等」を謳う身分社会でない日本では、どう考えればいいのであろうか?
ちなみに、小生は医師を高い身分とは思わない。健康を司る最高の技術者と考える。コロナ禍に突入して、特にそのように感じる。ヤジを飛ばされたみじめな経験から、身分は低いが技術はある。そのアドバンテージを生かし、縁の下の力持ちと思って生きたい。

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