高峰譲吉(たかみねじょうきち)
金沢から世界へ
高峰譲吉(1854~1922年)は日本の化学者。
特に、医薬品や発酵技術の分野で大きな功績を残した。
アドレナリンの結晶化に成功したことで世界的に有名。
主な業績
1.タカジアスターゼの発明
麹菌を用いた消化酵素「タカジアスターゼ」を発明。
消化不良の治療薬として世界中で広く使われた。
2.アドレナリンの単離・結晶化
世界初の副腎ホルモン「アドレナリン(エピネフリン)」を抽出・結晶化。
3.バイオテクノロジーと産業化
日本の発酵技術を活かし、アメリカで酵素産業を発展させた。
高峰譲吉の業績は、現在の製薬・バイオテクノロジー分野に大きな影響を与えていることに疑いはない。
小生が金沢にいたとき、全く聞いたことがなかった。身近の偉人を知らなかった・・・無知の恥。