科学の力とノーベル賞
明るいニュースだ。
・・・(令和7年3月)21日、「脊髄損傷で体がまひした(脊髄損傷)患者4人に、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した細胞を移植した世界初の臨床研究で、2人の運動機能が改善した」と、慶応大学などの研究チームが発表した。
2人は食事を自分でとれるようになり、うち1人は立つことができたという。チームは「移植した細胞が損傷を修復した可能性がある」とみている。脊髄損傷は交通事故などが原因で、国内の新規患者は年間約6000人。慢性期の患者は10万人以上とされる。・・・
脳神経は再生しないかもしれないが、細胞移植で機能が改善するなら、すばらしい吉報だ。