武士道とは
新渡戸稲造(国際連盟・初代事務次官)が書いた「武士道」は、日本の武士の生き方や考え方をまとめた本。英語で世界に広めた。
悲しい過去:実際、1946年からGHQが断行した「禁書・焚書リスト(Confiscated Publications)」の中に含まれていたという証拠がある。
武士道に出てくる主な7つの徳:
正義:自分が正しいと思うことを貫く力。ズルや不正をしない心。
勇気:こわくてもやるべきことに立ち向かう強さ。
思いやり(仁):弱い人や困っている人にやさしくする心。
礼儀(礼):相手を大切に思い、きちんとふるまうこと。マナーだけでなく気持ちを込めること。
誠実:ごまかさず、まっすぐ向き合う。正直に行動する。
名誉:自分の信頼とプライドを守ること。誰も見ていなくても恥ずかしくない行動をする。
忠義:家族や仲間、信じる人を裏切らない。信頼を守ること。
武士道が生まれた背景と新渡戸が書いた理由:
新渡戸は、外国人から「日本には宗教による道徳教育がないが、どうやって人に善悪を教えているのか」と聞かれました。そのとき、新渡戸は「日本には武士道がある」と答え、武士道を世界中に伝えるために本を書いた。
まとめ:
武士道は「どう生きるか」を教える大切な考え方。正義・勇気・思いやり・礼儀・誠実・名誉・忠義の心を大切にする。
小生の名前にも「仁」が使われている。
これら七つの徳には、十分な価値があるので、疎か(おろそか)にできない。