微小妄想?罪業妄想?抑うつ気分?
大学入学直後に、ある先輩から伝えられた言葉
1.お前は医者の子でないやろ!
2.そんな顔に見えるわ!!
3.浪人組!!! 大して頭良くないはずや!!!
こうして大学生活が始まった。事実だったので、何も言い返すことが出来なかった。
しかし、医学部生になれたという満足感と幸福感で、その後も気にすることはなかった。
さて、適応障害が悪化すると自信を失う。簡単に言えば、くよくよしてしまう。
外見上、そう見えないそうであるが・・・。昔も今も変わらない。
今においては、小生自身をドクターマイナス(Drー)またはペーパードクター(p-Dr)と評価してしまう。
エキスパート(Dr++)やスペシャリスト(Dr+)はともかく、ジェネラリスト(Drニュートラル)ですら、危うく感じる。
エキスパート(Dr++)やスペシャリスト(Dr+)の守備範囲は、治療中心の医療であり、同業者にも大いにリスペクトされる。一方、ドクターマイナス(Drー)の守備範囲は、予防医学(健診)や終末期医療(高齢者医療)が中心になり、同業者にリスペクトされにくい。そもそも医者なのかと感じることもある。全然役に立っていないと反省してしまう。微小妄想。罪業妄想。
小生の守備範囲もDrーと重なっており、リスペクトされにくい気はする。しかし、患者に感謝された瞬間、「そんなことどうでもいいこと」と思えてくる。満足感と幸福感に浸ることができる至極の瞬間だからである。
ちなみに、看護師(ナース)にも保健師や助産師になる過程がある。小生は、保健師や助産師をナースプラス(Ns+)と呼称している。進化型ナース?守備範囲の広いナース?とか、よくわからないけど・・・。最近は認定ナースや専門ナースがいるそうで、細かいことは理解できていない。