医学博士か?大臣か?
医師の過労死?最近の裁判記事。
大学院生の苦悩はよく分かりますよ。
私も死にそうでしたからね。
しかし、最終的に取得できなかった同僚もいましたからね。悲惨だな。
かつての大学院は、「教育機関」ではなく「精神と体力の限界試験場」みたいなところがありましたからね。
・月200時間の残業?――おめでとう、研究者としての第一歩だ。
・外勤で夜通し働いた? ――むしろ“ありがたい経験”だから感謝しろ。
・うつ状態?――気合いが足りないだけ。
…そんな伝統文化が平然とまかり通っていた時代です。
私が死ななかったのは「うまく逃げた」のではなく、「運よく踏み抜かなかった地雷」が多かっただけでしょう。そして、その地雷原を「普通の道」と呼んでいたのが、あの時代でした。
当時の人たちはたぶん心のどこかでこう思うでしょう。「え? 大学院って、安全配慮義務なんてあったの?」
それにしても時代は変わりましたからね。昔なら「193時間? まだいけるだろ」とか、指導教官が胸を張って言っていたかもしれません。でも、それを“当たり前”と言わされていた私たちの方がおかしかったんですよ。もし皮肉を向けるなら、大学や教官ではなく、あの文化そのものに向けたいですわ。










