保険薬局のポイント付加(還元)問題 2025/11/28
患者さんからポイントがつくから・・・って、聞いてはいましたが・・・。
厚生労働省は11月28日、薬を処方された患者と保険薬局をつなぐサイトがポイントなどを付与している事例があるとして、対策を検討すると発表した。
「患者誘引につながる恐れがある」と問題視されている事例だ。
規則上、値引きなどによる調剤の誘引を保険薬局に禁じているという。厚労省はポイントの提供なども「制度上ふさわしくない」との考えを示していた。
──これ、医療現場で地味にも長々と続いている騒動。あまり気にしていなかったが、かつてドラッグストアの一部が「処方箋持ってきたらポイント付きます!」と大盤振る舞いをした結果、厚労省が「いやいや、それって医療で値引きしているのと同じなんじゃないのか?」と苦言を呈し、2012年から原則禁止になったという。
それでも時々、患者さんに「あの薬局はポイント付くって聞いたんだけど」と言われるのは、制度が分かりにくい上に、支払い方法(クレカ等)に付く通常のポイントは許容範囲という微妙な例外があるせいなのだろうか。たぶん、そうなんだろう。
本来、薬局選びは、あくまでもポイント還元率ではなく、服薬指導の質でやってほしいところだ。にもかかわらず、ポイントで患者を誘引という手段は、保険薬局がどこか商店化しているように感じてしまう。営利を求めないとされる医療分野で、従事する者としてはなんとなく複雑な心境。
公定価格で運営される保険医療にお得感を持ち込むことは、制度の公平性まで揺らぐ話になってしまう。還元ポイントは買い物だけにして、調剤はまっすぐ真面目にやろうではありませんか。










