医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

セミリタイヤ ~やってみないとわからないけど~

 完全に仕事をやめる(フルリタイヤ)と従来どおりフルタイムで働くことの中間に位置する生き方。

 日本でも近年、現実的な選択肢として注目されている。

  1. セミリタイヤとは何か
     一般的に、生活費の一部または大半を資産収入(貯蓄・年金・不動産・配当など)と短時間労働でまかなう。働く「時間・量・責任」を自分で調整できる。仕事は「生活のため」よりもやりがい・社会との接点・健康維持が主目的。「半分引退」だが、実態は“働き方の主導権を取り戻す” という意味合いが強い。
  2. セミリタイヤの代表的な形
    ① 労働時間を減らす型
    週2~3日勤務
    短時間・非常勤・スポットワーク
    責任の軽い業務に限定
    ② 収入源を分散する型
    年金(繰上げや繰下げ)
    貯蓄の取り崩し
    投資・不動産・配当
    趣味や得意分野の副収入
    ③ 好きな仕事だけ続ける型
    専門性を活かした限定的な仕事
    教育・相談・執筆・講演など
    「断る自由」がある
  3. メリット
    時間の自由(体力・健康に合わせられる)
    精神的余裕(評価・競争から距離を置ける)
    役割喪失を防げる(完全引退より心理的に楽)
    健康維持(適度な社会参加)
     特に、仕事=アイデンティティになりがちな専門職の方ほど、フルリタイヤよりセミリタイヤの方が適応しやすい。
  4. デメリット・注意点
    収入は不安定になりやすい
    社会保険・税金の扱いが複雑
    「結局働きすぎる」リスク
    周囲(家族・同業者)との認識のズレ
     また、暇すぎることがストレスになる人も少なくない。
  5. セミリタイヤに向いている人
    生活費を下げる工夫ができる
    仕事量を自分で調整できる
    「肩書」より「実感」を重視できる
    体力や健康に配慮したい
    完全に社会から離れたいわけではない
  6. 日本で考えるときの現実的ポイント
    公的年金は「完全引退前提」で設計されている
    国保・国民年金・住民税の負担は意外と重い
    60歳前後は、フル→セミ→引退の「段階移行」が現実的
  7. 一言で言うと
     セミリタイヤとは、働かされる人生から選んで働く人生への移行。

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