医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

インフルエンザの猛威

 新たな変異株「サブクレードK」(インフルエンザA〈H3N2〉香港型)

 サブクレードKは、A(H3N2)系統の新しい系統枝(学術的には J.2.4.1 と表記されることが多い)で、2025年後半に各国で急増していることが複数の監視報告で確認されています。

 少し難しいですが、この系統はヘマグルチニン(HA)に複数の変異を持ち、一部の抗体が効きにくくなる免疫逃避が示唆されています。特に、144番付近の変化により糖鎖が付加され、抗原性が変化した可能性があります。

 ただし、ワクチンの重症化予防効果は依然として期待できるそうです。

 日本において、例年より1か月以上早い11月から流行が拡大し、H3N2が優勢になっています。拡散スピードが速いことは確かですが(データ上も支持されますが)、症状が従来株と大きく異なるとはまだ断定できていないようです。

 高齢者では、発熱や脱水などを契機に急な行動変化が起きるため注意が必要ですが、「サブクレードK特有の神経症状」が確立した知見として示されたわけではないとのことです。

 例年と変わらず、ワクチン接種、基本的な感染対策、発症時の早期受診が重要とされています。

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