イスラエル
テオドール・ヘルツェル(1860年 – 1904年)はシオニズム運動の父として知られている。イスラエル建国に重要な役割を果たした彼は、もともと新聞記者として活動しており、1896年に「ユダヤ人国家」という著書を出版した。
この中で、反ユダヤ主義が根強く存在することを知らしめるとともに、ユダヤ人が他の民族と同様に独自の国家を建設することを提唱した。このシオニズム運動は、ユダヤ人のパレスチナへの移住を促進した。そして、1917年に発表されたイギリスのバルフォア宣言により、パレスチナでのユダヤ人国家建設が認められた。1948年、イスラエル共和国がようやく建国された。
紛争中のイスラエル。戦争の得意な国を称賛したくはないのであるが・・・。
そういえば、約4年前にワクチン接種を驚くべき速度で進めた。新型コロナ対策の世界的模範とされていた。感染者が大幅に減り、接種完了者は電子的接種証明書「グリーンパス」を提示することで、屋内のコンサートやスポーツイベントに参加できるようになったという。最終的にマスク着用義務も撤廃された。
イスラエルは世界にとって、コロナ禍から抜け出す希望の光だったはずが・・・。
ところが、今は違うようだ。「輝かしい手本」が「他山の石」になっている様子だ。やはりワクチン効果が短くかつ不十分なのかもしれない。
悪いお手本は歓迎されない・・・。良いお手本を見せてもらいたいものだ。