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がん遺伝子パネル検査 2025/11/28

 多くのがん関連遺伝子の異常を網羅的に調べる「がん遺伝子パネル検査」。

 京都大学病院は、検査を標準治療開始前に行った場合と、(保険診療で認められている)標準治療終了後に行った場合と比較したら、生存期間が延長したという研究結果を発表。「早期に検査をすることで、効果の高い治療に早い段階でアクセスできる。現在の標準治療終了後という制限の撤廃を働きかけたい」とコメント。

 がん患者172人に対して標準治療前にパネル検査を実施したところ、遺伝子変異が見つかり、専門家の推奨治療を受けられた患者は25%だったという。なお、それまでの報告で標準治療後にパネル検査を受けた場合、推奨治療を受けられた患者は8.2%とされていた。

 全生存期間の中央値(患者の50%が死亡するまでの期間)は、標準治療終了後パネル検査では19.1カ月、今回の研究結果(標準治療開始前パネル検査)では27カ月だったという。

 約8カ月の延長だ。しかし、同一試験でないので単純比較はできないことに注意が必要だ。さらなるデータの蓄積が望まれる。費用対効果も考慮に入れないといけない。医療費の高騰に拍車がかかる。

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