「白い巨塔」 田宮二郎主演
もう45年ほど前になろうか?
財前五郎が胃カメラを受けている(出血性胃潰瘍)。
術後に黄疸が出て、心身ともに乱れた財前五郎。
絶望感。実は胃癌末期。
このシーンだけは、子供ながらにはっきり覚えている。
「白い巨塔」は、1978年6月3日から1979年1月6日まで放送されたテレビドラマ。
全31回。主演は田宮二郎。山崎豊子の小説「白い巨塔」の3度目の映像化作品。
胃がんのステージを見誤って(誤診して)、肺転移が疑われたにもかかわらず、精査せずに手術を断行した。
かえって予後を短くしてしまう事態を招いてしまった。
そして、家族(遺族)は納得がいかなかった。
これが、最悪の訴訟に発展した。
その後、リメイク版が出ている。
テレビ朝日系列でスペシャルドラマが2作品(1990年版、2019年版)。