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血液型(CisAB型)と近親婚

子供の頃、テレビで興味深いドラマを見た。血液型にまつわる内容だった。

両親のいずれかがAB型だった場合、普通に考えるとO型の子供が生まれてくることはないと思うはず。

つまり、A型かB型のはず。しかし、実際にはO型の子供が生まれてきて・・・。

親がAB型なのにどうして自分はO型なの…?もしかして、自分は両親の子供でないの?

 通常、両親がそれぞれA型遺伝子およびB型遺伝子を持つ場合に、子供はAB型になる。つまり、AB型(遺伝子型A/B)とO型(遺伝子型O/O)の両親からは、 A型(遺伝子型A/O)かB 型(遺伝子型B/O)の子供が生まれる。

 ところが、ごくまれに1本の染色体にA型とB型の両方の遺伝子が乗っていることがある。この場合をCisAB型という。このような染色体を持つ人は必ずAB型となる。ちなみに、遺伝子型がCis-AB/OとO/Oの親からは、AB型(Cis-AB/O)またはO型(O/O)の子供が生まれる。

 CisAB型は、0.0015%とまれな亜型である。国内では、徳島県における頻度が高い(0.017%)。親子鑑定の際、まれにトラブルになるという。

ドラマの題材は、このような親子のトラブルであったと記憶している。

徳島県は旧阿波国。戦国大名である長宗我部氏の領地。近親結婚が繰り返された結果という説がある。

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