医療法人社団 山中胃腸科病院【公式ホームページ】

幽霊飴(ゆうれいあめ)「まんが日本昔ばなし」

https://www.youtube.com/watch?v=t1_kKrZKuvY

幽霊になってでも、母親の子に対する愛情は健在。

桑名にはたくさんの寺院がある。「幽霊飴」は、浄土寺(じょうどじ)にまつわる不思議な物語。

元禄半ば(1695年前後)夏の末。
浄土寺門前に「飴忠(あめちゅう)」という飴屋がありました。
その店に毎夜一人の女が来て飴を買っていくようになりました。
すると、主人が売り上げを勘定するとき、銭に交じって必ず木の葉が一枚入っているようになりました。
飴忠の主人は、女が置いていったお金が木の葉に変わるのだと思い、ある夜、女の後をつけました。
すると、浄土寺の墓地に消えてゆきました。
気味が悪くなった主人は、翌朝、寺の住職と共に墓地に行ったところ、真新しい墓の中から赤ん坊の泣き声が聞こえました。
驚いた二人が墓を掘ると、飴を買いに来た女に抱かれた赤ん坊がいました。
(女の)幽霊が飴で赤ん坊を育てていたのです。
母親(女)を哀れんだ住職と飴忠の主人は、女を手厚く葬りました。
赤ん坊はその後すくすくと育ったということです。

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