医師の大量退職
以下のごとく(小生が要約)、望ましくないニュースがきた。
安定した医療体制を構築してもらえるとありがたい。
このような現象は時々ある。
純粋に医療をしようとする医師たちのモチベーションを下げる原因は何か。
「主役は患者。医療スタッフは脇役。」と小生は思う。
何らかの主役的な権威権力が、医療の現場に水を差しているような気がするのは、小生だけなのであろうか?
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宮崎県の串間市民病院(現在90の病床)では、医師3人が今月(3月)いっぱいで退職し、さらに、4人が退職の意向を示していることが分かりました。
こうしたなか、病院の事業管理者も兼任している江藤敏治院長が今月いっぱいで交代へ。
江藤院長は救急医療や訪問診療の多くをカバーしていましたが、串間市は、医師としての雇用継続についても考えていないと、7日、明らかにしました。
さらに、病院では、医師2人が3月いっぱいで退職予定、4人が退職の意向を示しています。
「私(江藤院長)が辞めるという状況において、ほかの先生方も4名ほど退局の意向を持っているのは非常に串間の安全・健康を守るうえでは厳しい状況になってしまうと感じています。(患者との)関係性をいきなり切られるというのは、非常に医療人として心外です。病院の継続は患者の命に直結することであるということを理解していただいて、県とともに責任をもって串間市民の命を守るような体制を作ってもらいたい。」
大学からの医師1人の派遣も今のところ4月からなくなるということで、12人中合わせて8人の医師が去る可能性。今後の市の対応が注目されます。